文献詳細
文献概要
今月の主題 内科医のためのCT 腹部CT
副腎
著者: 河野敦1
所属機関: 1獨協医科大学放射線医学
ページ範囲:P.1844 - P.1845
文献購入ページに移動●副腎は小さな臓器であるため,CTは5mm以下の薄いスライス厚での検査が必要.
●コルチゾル産生腺腫は2cm以上の類円形の腫瘤であり,CTで全例,検出が可能である.
●アルドステロン産生腺腫は低吸収値の腫瘤であるが,小さいためCTでは検出できないこともある.
●褐色細胞腫は3cm以上の高度の造影剤増強効果を示す腫瘤で,全例CTで検出が可能である.
●非機能亢進性腺腫は低吸収値を示すことが多く,10HU以下の腫瘤は非機能亢進性腺腫と考えられる.
●コルチゾル産生腺腫は2cm以上の類円形の腫瘤であり,CTで全例,検出が可能である.
●アルドステロン産生腺腫は低吸収値の腫瘤であるが,小さいためCTでは検出できないこともある.
●褐色細胞腫は3cm以上の高度の造影剤増強効果を示す腫瘤で,全例CTで検出が可能である.
●非機能亢進性腺腫は低吸収値を示すことが多く,10HU以下の腫瘤は非機能亢進性腺腫と考えられる.
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