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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻13号

1999年12月発行

文献概要

今月の主題 Evidenceに基づいた内科疾患の予防 感染症の予防方法

リウマチ熱に対する抗生物質の予防投与

著者: 浅村信二1

所属機関: 1都立清瀬小児病院

ページ範囲:P.1929 - P.1931

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●リウマチ熱の予防には,先行するA群β溶血レンサ球菌に対する抗生物質の治療によるリウマチ熱の発症予防と,リウマチ熱にすでに罹患した患者の増悪因子となるA群β溶血レンサ球菌の再感染の予防がある.
●A群β溶血レンサ球菌の上気道炎には,現在でもなおペニシリン製剤の経口10日間の治療が第一選択である.ほかの新しい抗生物質の有用性も報告されている.
●リウマチ熱患者の再感染の予防も同様にペニシリン製剤が第一選択となるが,常時の予防が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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