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今月の主題 Evidenceに基づいた内科疾患の予防 感染症の予防方法
心内膜炎予防のための抗生物質投与
著者: 武田裕子1 岡田徹2
所属機関: 1筑波大学臨床医学系 2名古屋第一赤十字病院
ページ範囲:P.1932 - P.1934
文献購入ページに移動●予防投与の必要性は手技によって異なる.
●予防投与は推定される起因菌に合わせて選択する.広域スペクトルを有する抗生物質を用いる必要はない.
●投与のタイミングが重要.通常,抗生物質は手技直前(経口では1時間前,静・筋注では30分前)に1回のみ投与すればよく,繰り返し投与する必要はない.
●予防効果のエビデンスとなる確実性の高い臨床試験は行われていないので,その適応については臨床家が個々の症例ごとに判断する.
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