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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻13号

1999年12月発行

今月の主題 Evidenceに基づいた内科疾患の予防

感染症の予防方法

結核症の発症予防と感染予防

著者: 佐竹幸子1

所属機関: 1群馬大学医学部保健学科

ページ範囲:P.1936 - P.1938

文献概要

●結核の感染経路は空気であるので,活動性結核患者に対して空気予防策をとる.
●結核潜伏感染者を同定するためにツベルクリン反応や胸部X線撮影を実施する.
●結核に新たに感染した人が活動性結核に進展する危険性を減らすために,isoniazidの予防的投与を行う.
●医療従事者の結核予防対策は,地域および病院内における結核の罹患率,発生率,ツベルクリン反応陽転率,抗結核薬耐性率などから危険度を評価し,適切かつ効率的に実施されるべきである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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