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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻13号

1999年12月発行

文献概要

今月の主題 Evidenceに基づいた内科疾患の予防 感染症の予防方法

手術部位感染予防のための抗菌薬の予防的投与

著者: 遠藤和郎1

所属機関: 1沖縄県立中部病院内科

ページ範囲:P.1947 - P.1949

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●抗菌薬の予防投与は最も有効な手術部位感染予防策の一つである.しかし不適切な投与は,十分な予防効果が得られないばかりか,耐性菌の誘導,医療費の増加につながる.
●予防投与の適応は,臨床研究にて良好なevidenceが得られた手術とする.
●使用される抗菌薬は,安全性が高く,安価で,殺菌的に作用し,予想される起炎菌に有効に作用するものとする.
●初回投与は皮膚切開前30分以内に投与する.
●術中および術後数時間は,血中および組織内に十分な抗菌薬濃度を保つようにする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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