icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina36巻13号

1999年12月発行

文献概要

今月の主題 Evidenceに基づいた内科疾患の予防 消化器疾患の予防方法

大腸癌の予防

著者: 棟方昭博1 中路重之2

所属機関: 1弘前大学医学部第1内科 2弘前大学医学部衛生学

ページ範囲:P.1964 - P.1966

文献購入ページに移動
●大腸癌,特に結腸癌は食生活と強い関連があるとされる.その根拠には,①戦後の日本における大腸癌急増と食生活の変化,②ハワイ日系人における大腸癌の増加,③ユタ州住民の大腸癌罹患率の低さ,などのevidenceによる.
●過去の疫学研究を総括すると,脂肪の促進作用と食物繊腫の抑制作用が示唆される.βカロチン"ビタミンCの抑制作用も報告されているが確実ではない.
●ポリペクトミーは大腸癌発生を予防するとする研究が多い.
●3年に1度の内視鏡によるフォローアップが,臨床的にも経済的にも効率がよい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら