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今月の主題 Evidenceに基づいた内科疾患の予防 消化器疾患の予防方法
肝炎ウイルス感染の予防
著者: 柴田実1
所属機関: 1昭和大学医学部第2内科
ページ範囲:P.1968 - P.1971
文献購入ページに移動●肝炎ウイルス感染の予防は個人的予防と行政・医療による予防によって達成される.
●A型,E型肝炎ウイルス感染は衛生環境の改善により,B型,C型,D型肝炎ウイルス感染は献血者のスクリーニングにより著しく減少した.
●A型およびB型肝炎ウイルスに対して,ワクチン接種および免疫グロブリン投与による予防が実用化され,有用性が証明されている.
●WHOの勧告に従い,世界90カ国以上で全新生児にHBワクチン接種が実施されており,population-based studyによりB型急性肝炎,B型慢性肝炎,肝細胞癌の減少が報告され始めている.
●A型,E型肝炎ウイルス感染は衛生環境の改善により,B型,C型,D型肝炎ウイルス感染は献血者のスクリーニングにより著しく減少した.
●A型およびB型肝炎ウイルスに対して,ワクチン接種および免疫グロブリン投与による予防が実用化され,有用性が証明されている.
●WHOの勧告に従い,世界90カ国以上で全新生児にHBワクチン接種が実施されており,population-based studyによりB型急性肝炎,B型慢性肝炎,肝細胞癌の減少が報告され始めている.
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