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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻13号

1999年12月発行

文献概要

今月の主題 Evidenceに基づいた内科疾患の予防 消化器疾患の予防方法

肝炎ウイルス感染の予防

著者: 柴田実1

所属機関: 1昭和大学医学部第2内科

ページ範囲:P.1968 - P.1971

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●肝炎ウイルス感染の予防は個人的予防と行政・医療による予防によって達成される.
●A型,E型肝炎ウイルス感染は衛生環境の改善により,B型,C型,D型肝炎ウイルス感染は献血者のスクリーニングにより著しく減少した.
●A型およびB型肝炎ウイルスに対して,ワクチン接種および免疫グロブリン投与による予防が実用化され,有用性が証明されている.
●WHOの勧告に従い,世界90カ国以上で全新生児にHBワクチン接種が実施されており,population-based studyによりB型急性肝炎,B型慢性肝炎,肝細胞癌の減少が報告され始めている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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