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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻13号

1999年12月発行

文献概要

今月の主題 Evidenceに基づいた内科疾患の予防 循環器疾患の予防方法

冠動脈疾患発症後の禁煙

著者: 石川道郎1

所属機関: 1東邦大学附属大橋病院第3内科

ページ範囲:P.1990 - P.1993

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●喫煙は,高血圧,高脂血症とともに冠動脈疾患の3大危険因子の一つである.
●喫煙により冠動脈疾患の罹患率と死亡率が増加する.
●冠動脈疾患罹患後に禁煙することにより,PTCA後の再狭窄率を減少し,PTCA後や冠動脈バイパス術後の予後を改善する.
●喫煙により,組織での酸素分圧の低下,血管内皮細胞傷害,交感神経活性亢進,血小板機能活性化,総コレステロール・中性脂肪・VLDL・LDLコレステロールの増加,HDLコレステロールの低下,タバコ修飾LDLの生成,冠攣縮の誘発などがもたらされる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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