文献詳細
今月の主題 Evidenceに基づいた内科疾患の予防
呼吸器疾患の予防方法
文献概要
●肺塞栓症は再発を特徴とし,その多くの塞栓源である下肢および骨盤腔の深部静脈血栓症への対策が必要である.
●肺塞栓症の二次予防策は,深部静脈での血栓の形成,進展阻止を目的とした抗凝固療法,遊離した血栓の肺への到達を阻止する下大静脈フィルターに大別される.
●抗凝固療法はまずヘパリンを用い,引き続いてワーファリン®に切り替えていく.
●下大静脈フィルターは抗凝固療法の限界を補填し,再発率を5%以下にする手技であるが,その適応に関しては今後の検討課題である.
●肺塞栓症の二次予防策は,深部静脈での血栓の形成,進展阻止を目的とした抗凝固療法,遊離した血栓の肺への到達を阻止する下大静脈フィルターに大別される.
●抗凝固療法はまずヘパリンを用い,引き続いてワーファリン®に切り替えていく.
●下大静脈フィルターは抗凝固療法の限界を補填し,再発率を5%以下にする手技であるが,その適応に関しては今後の検討課題である.
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