文献詳細
今月の主題 Evidenceに基づいた内科疾患の予防
呼吸器疾患の予防方法
文献概要
●慢性閉塞性肺疾患の急性悪化の最大の原因は感染であり,次に肺性心である.
●慢性閉塞性肺疾患の感染による急性悪化予防として,インフルエンザウイルスワクチンの有用性が確認されており,重症感染症による死亡率を50〜70%滅少させるとされている.
●感染による早期増悪には抗菌薬を使用するが,抗菌薬の予防投与による感染予防効果は確認されていない.
●慢性閉塞性肺疾患の感染による急性悪化予防として,インフルエンザウイルスワクチンの有用性が確認されており,重症感染症による死亡率を50〜70%滅少させるとされている.
●感染による早期増悪には抗菌薬を使用するが,抗菌薬の予防投与による感染予防効果は確認されていない.
掲載誌情報