文献詳細
文献概要
今月の主題 肝疾患診療 1999 Introduction
ウイルス学とウイルス肝炎
著者: 三田村圭二1
所属機関: 1昭和大学医学部第2内科
ページ範囲:P.205 - P.209
文献購入ページに移動●現在,5種類の肝炎ウイルス,HAV,HBV,HCV,HDV,HEVが同定されており,その病態が解明され診断が確立し,制御が可能となりつつある.
●ウイルス肝炎には急性肝炎と慢性肝炎が存在し,慢性肝炎にはB型およびC型慢性肝炎がある.
●持続感染は,HBVでは多くはHBe抗原陽性HBVキャリアからの母児感染によって成立するが,HBV母子間感染防御が可能となっている.HCVでは年齢にかかわりなく急性感染から高率に成立する.
●ウイルス肝炎には急性肝炎と慢性肝炎が存在し,慢性肝炎にはB型およびC型慢性肝炎がある.
●持続感染は,HBVでは多くはHBe抗原陽性HBVキャリアからの母児感染によって成立するが,HBV母子間感染防御が可能となっている.HCVでは年齢にかかわりなく急性感染から高率に成立する.
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