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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻2号

1999年02月発行

文献概要

今月の主題 肝疾患診療 1999 肝疾患診断のfirst step

肝機能検査の選択と解釈

著者: 西岡幹夫1 樋本尚志1

所属機関: 1香川医科大学第3内科

ページ範囲:P.222 - P.225

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●肝障害があっても必ずしも肝機能検査で異常になるとは限らず,逆に肝疾患以外でも肝機能検査で異常値を呈することがある.
●急性肝疾患の主な原因はウイルス感染,薬剤およびアルコールである.
●慢性肝疾患を鑑別する上で血清トランスアミナーゼ値の上昇は,GOT,GPTのいずれが優位か,ビリルビン値の上昇は抱合型,非抱合型のいずれが優位か,さらには胆道系酵素が上昇しているか否かを把握することが大切である.
●診断確定後は,その肝疾患の重症度あるいは活動性を判定する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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