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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻2号

1999年02月発行

文献概要

今月の主題 肝疾患診療 1999 少し高度な知識が必要な肝疾患

胆管細胞癌・混合型肝癌はどのような疾患か

著者: 山本雅一1 高崎健1

所属機関: 1東京女子医科大学消化器外科

ページ範囲:P.276 - P.277

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●胆管細胞癌には,肝門近くの太い肝内胆管を原発とする腫瘍と末梢胆管を原発とする腫瘍があり,両者の臨床病理画像は大きく異なる.
●胆管細胞癌の病因として肝内結石,肝吸虫,胆管奇形,トロトラスト沈着症,原発性硬化性胆管炎などが指摘され,これまでウイルス肝炎との関係は否定的であったが,最近,腫瘤を形成する胆管細胞癌の一部でウイルス肝炎の関与も示唆されている.
●混合型肝癌は肝炎,肝硬変を基礎疾患とする症例が多く,肝細胞癌と同様の背景因子をもっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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