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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻2号

1999年02月発行

文献概要

今月の主題 肝疾患診療 1999 肝疾患治療のclinical controversy

劇症肝炎のG-I療法や特殊組成アミノ酸輸液は今でも行う意義があるのか

著者: 与芝真1

所属機関: 1昭和大学藤が丘病院消化器内科

ページ範囲:P.305 - P.307

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●グルカゴン(G)とインスリン(I)はともに内因性の肝再生促成因子であるが,血中濃度が高値となり,レセプターのdown regulationが起こりうる急性肝不全下で小量投与して有効か否か疑問である.少なくとも欧米では有効性は認められていない.
●特殊組成アミノ酸は,ウレアサイクル機能に大きな障害のない場合に限って昏睡覚醒に有効である.その機能の障害が強い劇症肝炎急性期には,原則的に禁忌とすべきである

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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