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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻3号

1999年03月発行

文献概要

今月の主題 高脂血症と動脈硬化 高脂血症の診断と新たな検査法

LDL直接測定法の意義と使いかた

著者: 杢野浩司1

所属機関: 1順天堂大学医学部循環器内科

ページ範囲:P.418 - P.420

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●Friedewald計算式によるLDLコレステロールは,超遠心法またはβ-quantification法によるLDLコレステロールとの相関,同一性は高い.
●直接測定法は,比重1.006〜1.063のLDLコレステロールの測定については精度が高く,少なくとも基本法である超遠心法の結果とよく一致している.
●LDLコレステロールの直接測定法は精度も高く,空腹採血の必要もなく,自動分析装置での大量測定が可能であるが,脂質代謝異常のある場合の解釈には十分注意が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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