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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻3号

1999年03月発行

今月の主題 高脂血症と動脈硬化

高脂血症治療のevidence

初発抑制試験から得られた高脂血症治療の意義

著者: 平山哲1 武城英明1

所属機関: 1千葉大学医学部第2内科

ページ範囲:P.430 - P.432

文献概要

●初発抑制試験(一次予防試験)とは,冠動脈疾患をもたない高脂血症患者にその是正を行った場合,冠動脈疾患の発生がどこまで抑えられるかを検討した試験である.
●WOS studyでは,イベント発生率が約31%低下,総死亡率が22%減少した.
●高脂血症治療の意義は,冠動脈疾患などの心血管イベントの抑制であり,単に血清脂質値だけでなく,リスクファクターに配慮した治療を行うことが必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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