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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻3号

1999年03月発行

文献概要

今月の主題 高脂血症と動脈硬化 心血管イベントの抑制のために

凝固・線溶・血小板系をどうするか

著者: 村田満1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部内科

ページ範囲:P.473 - P.475

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●心筋梗塞や脳血栓症などの原因となる動脈血栓症と深部静脈血栓症などの静脈血栓症との間には,血栓形成に関与するメカニズムに違いがみられる.すなわち前者は血小板が主体となった血栓(血小板血栓)であり,後者は血液凝固因子の関与が強い.
●心血管イベントの再発予防に対する抗血小板療法の効果は既に確立されたものと思われる.
●抗凝固療法のモニター法も変化がみられ,国際的にはワルファリンの効果の判定に標準化されたプロトロンビン時間比(INR)を用いる方向にある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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