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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻3号

1999年03月発行

今月の主題 高脂血症と動脈硬化

合併する他の危険因子のコントロール

高脂血症を合併する高血圧の扱いかた

著者: 久代登志男1 原澤信介1 上松瀬勝男1

所属機関: 1駿河台日本大学病院循環器科

ページ範囲:P.494 - P.496

文献概要

●高脂血症を伴う高血圧患者では血圧管理が重要であるが,血圧管理のみでは動脈硬化性心疾患の予防は十分に達成できない.
●外来血圧は年齢にかかわらず140/90mmHg未満を降圧目標とし,非薬物療法による血圧の経過観察は半年を限度にする.
●α1遮断薬は脂質代謝を改善する.ACE阻害薬,カルシウム拮抗薬,AII受容体拮抗薬,ISAまたはβ1選択性を有するβ遮断薬,半綻のサイアザイドは脂質代謝への影響は少なく,少量多剤併用療法を考慮すべきである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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