文献詳細
文献概要
今月の主題 検査異常から考える血液疾患 臨床症状からみた血液疾患
出血症状
著者: 渡辺清明1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部中央臨床検査部
ページ範囲:P.571 - P.573
文献購入ページに移動●出血症状はsystemicな止血障害により起こる.
●紫斑などの点状出血斑や小型の斑状出血あるいは粘着出血などは,血管および血小板障害でしばしば認める.
●大型の斑状出血や関節出血,筋肉内・胸膜腔内などの単発の深層部出血は,血液凝固異常あるいは線溶異常で認める.
●出血症状が他の症状を伴う場合は,ある程度基礎となっている血液疾患を推測可能なときがある.
●紫斑などの点状出血斑や小型の斑状出血あるいは粘着出血などは,血管および血小板障害でしばしば認める.
●大型の斑状出血や関節出血,筋肉内・胸膜腔内などの単発の深層部出血は,血液凝固異常あるいは線溶異常で認める.
●出血症状が他の症状を伴う場合は,ある程度基礎となっている血液疾患を推測可能なときがある.
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