文献詳細
文献概要
今月の主題 検査異常から考える血液疾患 血液疾患の検査から何がわかるか
骨髄穿刺
著者: 木崎昌弘1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部内科
ページ範囲:P.584 - P.587
文献購入ページに移動●原因不明の貧血,白血球減少,血小板減少,末梢血塗抹標本で異常細胞の出現をみた際は,骨髄穿刺を速やかに施行する.
●骨髄液は組織トロンボプラスチンが豊富なため凝固しやすいので,全過程を迅速に行う必要がある.
●血液学の基本は形態学であり,骨髄有核細胞数,巨核球数,骨髄像の検査は必須である.急性白血病のFAB分類もこれらによる診断,分類を中心にしており,どの施設でも行えることが前提になっている.
●骨髄液は組織トロンボプラスチンが豊富なため凝固しやすいので,全過程を迅速に行う必要がある.
●血液学の基本は形態学であり,骨髄有核細胞数,巨核球数,骨髄像の検査は必須である.急性白血病のFAB分類もこれらによる診断,分類を中心にしており,どの施設でも行えることが前提になっている.
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