medicina36巻4号

1999年04月発行

今月の主題 検査異常から考える血液疾患

血液疾患・病態へのアプローチ 白血球の異常

単球・マクロファージ系の異常

著者： 鈴宮淳司¹ 田村和夫² 菊池昌弘¹

所属機関： ¹福岡大学医学部第1病理 ²福岡大学医学部第1内科

ページ範囲：P.635 - P.637

文献概要

●細胞学的検査では，単球は非特異的エステラーゼであるα-naphthyl butyrate／acetate esterase染色陽性であり，これらは単球の同定に重要である．
●単球増加症の鑑別診断で重要なことは，増加している単球が反応性か腫瘍性かの鑑別である．