文献詳細
文献概要
今月の主題 検査異常から考える血液疾患 血液疾患・病態へのアプローチ 白血球の異常
好酸球の異常
著者: 村上博和1 小河原はつ江1 森田公夫1
所属機関: 1群馬大学医学部保健学科
ページ範囲:P.638 - P.639
文献購入ページに移動●末梢血液標本と胸部X線所見が重要である.
●Hypereosinophilic syndrome(HES)は,①1,500/μl以上の好酸球増多が6カ月以上持続する,②アレルギー性疾患,寄生虫疾患などの好酸球増多をきたす明らかな原因が認められない,③好酸球増多による臓器障害が認められる,と診断基準が定められているが,除外診断が重要である.
掲載誌情報