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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻4号

1999年04月発行

文献概要

今月の主題 検査異常から考える血液疾患 血液疾患・病態へのアプローチ 白血球の異常

好酸球の異常

著者: 村上博和1 小河原はつ江1 森田公夫1

所属機関: 1群馬大学医学部保健学科

ページ範囲:P.638 - P.639

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●著明な好酸球増多(2,000/μl以上)は様々な臓器障害を伴うことがあるので,原因疾患の早期診断・治療が重要である.
●末梢血液標本と胸部X線所見が重要である.
●Hypereosinophilic syndrome(HES)は,①1,500/μl以上の好酸球増多が6カ月以上持続する,②アレルギー性疾患,寄生虫疾患などの好酸球増多をきたす明らかな原因が認められない,③好酸球増多による臓器障害が認められる,と診断基準が定められているが,除外診断が重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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