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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻4号

1999年04月発行

文献概要

今月の主題 検査異常から考える血液疾患 トピックス

造血器腫瘍の分化誘導療法

著者: 大野竜三1

所属機関: 1浜松医科大学第3内科

ページ範囲:P.658 - P.659

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●JALSGの初診例APLを対象としたAML92 studyにて,評価可能196例中173例(88%)に完全寛解が得られた.
●ATRAで寛解後に再発したAPLにAm-80による分化誘導療法を試みたところ,14例(58%)が完全寛解に到達した.
●ATRAによるAPLの分化誘導療法の驚くべき有効性は,ヒトのがんが分化誘導療法により確実に治療できることを初めて明らかにした.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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