icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina36巻4号

1999年04月発行

今月の主題 検査異常から考える血液疾患

トピックス

DIC治療の進歩

著者: 高橋芳右1

所属機関: 1潟東けやき病院

ページ範囲:P.660 - P.662

文献概要

●DICの基礎疾患により凝固・線溶活性化のバランスが大きく異なる.白血病,血管病変によるDICは線溶亢進型・出血型DICとなり,敗血症によるDICは線溶抑制型・臓器障害型DICとなる.
●病態の多様性をふまえ,個々の症例に適した治療を行うことが重要である.
●アンチトロンビン製剤を比較的大量投与すると抗炎症効果が発揮され,敗血症によるDIC症例の生存率を向上できる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら