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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻4号

1999年04月発行

文献概要

今月の主題 検査異常から考える血液疾患 鼎談

21世紀に向けた安全で適正な輸血療法

著者: 高松純樹1 稲葉頌一2 高橋孝喜3

所属機関: 1名古屋大学医学部輸血部 2九州大学医学部輸血部 3虎の門病院輸血部

ページ範囲:P.667 - P.677

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 高松(司会) 本日は「21世紀に向けた安全で適正な輸血療法」というやや大仰な題目ですが,輸血療法における現在の問題点や将来展望について,第一線でご活躍中の先生方に忌憚のないお話をお伺いしたいと思います.
 輸血の有効性についてはすでに確認され,現在では安全性も確立されておりますが,一方で感染症におけるウインドウ期の問題,あるいは輸血後GVHD(graft-versus-host disease)といった問題が起こっております.そこでまず,現在の輸血療法の問題点についてお伺いしたいと思います.稲葉先生,いかがでしょうか.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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