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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻5号

1999年05月発行

文献概要

今月の主題 高齢者医療—現状と展望 高齢者総合医療

高齢者QOLの考え方・評価

著者: 荒木厚1 服部明徳1 井藤英喜1

所属機関: 1東京都老人医療センター内分泌科

ページ範囲:P.731 - P.733

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●高齢者の身体機能,認知機能,精神機能,家族や社会経済状況などの指標を多面的に評価すること(comprehensive geriatric assessment:CGA)により問題点が明確となり,多面的・集約的な治療・ケアが行われ,quality of life(QOL)向上に寄与する.
●高齢者QOLを評価することにより,治療の評価を多面的に行うことができる.また,慢性疾患の治療においてもQOL評価は有用である.ただし,疾患に特異的なQOLを評価する必要がある.
●将来的には,高齢者QOLの評価は,検査,治療,ケアを行う際のdecision-makingに利用することができる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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