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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻5号

1999年05月発行

今月の主題 高齢者医療—現状と展望

高齢者に特有な症候—老年症候群に対する医療

転倒—危険因子と予防

著者: 山本精三1

所属機関: 1東京都老人医療センター整形外科

ページ範囲:P.746 - P.748

文献概要

●転倒の原因と考えられる危険因子には,年齢,性,疾患,薬物などの内的要因と,室内の段差・照明,衣服,靴などの環境因子がある.
●転倒の危険性を予測する最も簡便な方法は,比較的近い過去の転倒の既往を調べることである.
●特に,①白内障などの視力障害,②眠剤,鎮静剤や降圧剤などの薬物使用による副作用,③筋力低下に伴う身体活動の低下,④家屋内の環境などは積極的に改善すべきである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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