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今月の主題 慢性呼吸不全に必要な基礎知識 慢性呼吸不全において重要な疾患・病態とその治療
間質性肺炎・肺線維症
著者: 菅守隆1
所属機関: 1熊本大学医学部第1内科
ページ範囲:P.938 - P.942
文献購入ページに移動●IIPの病態のうち,機能的変化をきたした上皮細胞から産生されるmonocyte chemoattractant protein-1(MCP-1)は病態形成に重要な役割を果たしているのみならず,臨床的に間質性肺炎の疾患活動性,治療反応性を示すマーカーとしても重要である.
●間質性肺炎の治療には,ステロイド療法が中心に行われているが,IIPにおける効果は低い.
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