icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina36巻6号

1999年06月発行

文献概要

今月の主題 慢性呼吸不全に必要な基礎知識 慢性呼吸不全において重要な疾患・病態とその治療

間質性肺炎・肺線維症

著者: 菅守隆1

所属機関: 1熊本大学医学部第1内科

ページ範囲:P.938 - P.942

文献購入ページに移動
●間質性肺炎のうち,慢性呼吸不全をきたす最も重要な疾患は特発性間質性肺炎(Ii P)である.
●IIPの病態のうち,機能的変化をきたした上皮細胞から産生されるmonocyte chemoattractant protein-1(MCP-1)は病態形成に重要な役割を果たしているのみならず,臨床的に間質性肺炎の疾患活動性,治療反応性を示すマーカーとしても重要である.
●間質性肺炎の治療には,ステロイド療法が中心に行われているが,IIPにおける効果は低い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら