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今月の主題 不整脈患者のマネジメント 救急治療のdecision making
不整脈患者を入院させるとき・させないとき
著者: 小田倉弘典1
所属機関: 1仙台市立病院循環器科
ページ範囲:P.1109 - P.1111
文献購入ページに移動●Adams-Stokes症候群を伴い,図1のような心電図を呈する場合は,何らかの処置により一時的にその不整脈が消失したとしても直ちに入院させるべきである.
●発作性心房細動・粗動,発作性上室頻拍を呈し,基礎心疾患のため心機能が低下している症例では,心室拍数が少ない場合でも容易に心不全やAdams-Stokes症候群を併発することがある.
●心電図所見のみならず,患者の基礎心疾患,脳虚血や心不全を示唆する症状の有無,心機能などを考慮し,総合的に入院の適否を判断することが重要である.
●発作性心房細動・粗動,発作性上室頻拍を呈し,基礎心疾患のため心機能が低下している症例では,心室拍数が少ない場合でも容易に心不全やAdams-Stokes症候群を併発することがある.
●心電図所見のみならず,患者の基礎心疾患,脳虚血や心不全を示唆する症状の有無,心機能などを考慮し,総合的に入院の適否を判断することが重要である.
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