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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻7号

1999年07月発行

今月の主題 不整脈患者のマネジメント

予防と長期管理

心房細動のパターンに応じた治療の選択

著者: 山下武志1

所属機関: 1東京大学医学部循環器内科

ページ範囲:P.1144 - P.1146

文献概要

●発作性心房細動の治療は,症状軽減だけでなく慢性化予防のためにも,心房細動発作を早期に停止させることが必要である.
●心房細動発作が終日均等に出現せず,ある一定の時間帯に出現しやすいという事実により,この発症には自律神経機能が密接に関与していると考えられる.また,この関与を逆に治療に応用することが効果的な予防につながる.
●電気的除細動の施行前には,経食道心エコー検査により左房内血栓がないことを確認し,ヘパリンあるいはワーファリン®による抗凝固療法を行っておく.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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