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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻7号

1999年07月発行

文献概要

今月の主題 不整脈患者のマネジメント 非薬物療法の展望

Maze手術は積極的に行うべきか

著者: 熊谷浩—郎1

所属機関: 1福岡大学医学部第2内科

ページ範囲:P.1188 - P.1190

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●Maze手術の適応としては,手術が必要な基礎心疾患を有している心房細動で心房機能の回復が期待しうる場合である.
●発作性心房細動の一部には,心房全体に侵襲を加えるMaze手術やカテーテルMazeは不要で,心房の一部の線状焼灼や肺静脈などの局所の焼灼で治療可能な例が存在する.
●孤立性発作性心房細動でも,頻回で症状が強く,カテーテルアブレーションを含む内科的治療が無効な場合は,Maze手術という治療法がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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