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今月の主題 ニューロパチーとミオパチー Introduction
ニューロパチーとミオパチーはどのような病気か
著者: 川井充1
所属機関: 1国立精神・神経センター武蔵病院神経内科
ページ範囲:P.1250 - P.1251
文献購入ページに移動●ニューロパチーは末梢神経の病気,ミオパチーは骨格筋の病気の総称である.
●末梢神経は運動神経,感覚神経,自律神経からなり,運動神経の障害により筋萎縮,筋力低下が,感覚神経の障害により温覚,痛覚,触覚,振動覚,位置覚などの感覚低下,異常感覚,錯感覚が,自律神経の障害により起立性低血圧,発汗障害,陰萎,膀胱直腸障害,下痢・便秘などの消化器症状が出現する.
●ミオパチーの主な症状は筋萎縮と筋力低下で,疾患によっては筋痛や筋痙攣,筋の短縮による関節拘縮を起こすことがある.
●末梢神経は運動神経,感覚神経,自律神経からなり,運動神経の障害により筋萎縮,筋力低下が,感覚神経の障害により温覚,痛覚,触覚,振動覚,位置覚などの感覚低下,異常感覚,錯感覚が,自律神経の障害により起立性低血圧,発汗障害,陰萎,膀胱直腸障害,下痢・便秘などの消化器症状が出現する.
●ミオパチーの主な症状は筋萎縮と筋力低下で,疾患によっては筋痛や筋痙攣,筋の短縮による関節拘縮を起こすことがある.
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