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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻8号

1999年08月発行

文献概要

今月の主題 ニューロパチーとミオパチー 診察のポイント

神経筋以外の臓器の診かた

著者: 尾方克久1

所属機関: 1東京大学医学部神経内科

ページ範囲:P.1271 - P.1274

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●ニューロパチーやミオパチーでは,神経筋以外の所見が診断の決め手となることがある.逆に末梢神経や筋は全身に分布し,様々な臓器の評価が診療にあたって重要となる.
●しっかりした病歴をふまえて全身の身体所見を系統的に診察し,神経学的診察を行うことが重要である.患者の訴えと,全身の症候に常に目配りすることが肝要である.
●特に循環器系と呼吸器系の症候は,生命予後を左右することがあるので重要である.急性期の厳重な監視を要する疾患だけでなく,慢性期に訴えがなくても定期的な評価が望ましい疾患がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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