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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻8号

1999年08月発行

文献概要

今月の主題 ニューロパチーとミオパチー 検査で何がわかるか

血液生化学検査でわかること

著者: 田中惠子1

所属機関: 1新潟大学脳研究所神経内科

ページ範囲:P.1276 - P.1277

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●筋原性疾患では,血清中に筋逸脱酵素であるCK(creatine kinase),ミオグロビン,アルドラーゼ,GOT,LDHなどが高値となるが,特異性・病勢の推移の把握にはCKが適している.
●Duchenne型筋ジストロフィー・先天性筋ジストロフィー・筋炎などではきわめて高度のCK上昇を認めるが,筋緊張性ジストロフィーや顔面肩甲上腕型では上昇の程度は軽く,甲状腺中毒性ミオパチーやステロイドミオパチーではCKは上昇しない.
●神経原性疾患,その他種々の病態で血清CKが上昇する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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