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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻8号

1999年08月発行

文献概要

今月の主題 ニューロパチーとミオパチー 検査で何がわかるか

髄液検査でわかること

著者: 斎藤豊和1

所属機関: 1北里大学東病院神経内科

ページ範囲:P.1279 - P.1281

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●末梢神経疾患では脊髄神経根に障害が波及すると,髄液に異常が出現してくる.髄液検査では中枢神経系,末梢神経系のいかんを問わず,細胞数,蛋白量と糖値がスクリーニングの対象となる.
●Guillain-Barré症候群(GBS)では特に髄液蛋白が増加し,細胞数は正常である.蛋白細胞解離現象が診断の重要な所見となっているが,採取時期では蛋白の増加がない場合がある.しかし髄液採取は頻繁に施行するのではなく,採取間隔が短期間では蛋白増加,細胞増多をきたすために注意が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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