文献詳細
文献概要
今月の主題 ニューロパチーとミオパチー 検査で何がわかるか
誘発筋電図とテンシロンテストでわかること
著者: 重藤寛史1
所属機関: 1国立精神・神経センター武蔵病院神経内科
ページ範囲:P.1286 - P.1287
文献購入ページに移動●反復刺激試験では10%以上の漸減現象(waning)がみられたときは重症筋無力症として,4倍を超える漸増現象(waxing)がみられたときはLambert-Eaton症候群として診断的意義を有する.
●テンシロンテストは,重症筋無力症の診断や抗アセチルコリンエステラーゼ剤投与中の必要薬剤量の判定法として用いられる検査法である.
掲載誌情報