文献詳細
文献概要
今月の主題 ニューロパチーとミオパチー 検査で何がわかるか
神経伝導速度でわかること
著者: 寺尾安生1
所属機関: 1東京大学医学部神経内科
ページ範囲:P.1288 - P.1291
文献購入ページに移動●神経伝導検査は,末梢神経の機能をみる検査で,運動神経伝導検査,感覚神経伝導検査の2種類がある.
●神経伝導速度は,神経走行に沿った2点で刺激を行い,その間の距離を潜時差で割り算して求める.
●神経伝導検査でみるのは,神経伝導速度のほかに振幅,波形および異常の分布範囲であり,これらの所見を併せて末梢神経の脱髄性および軸索変性の疾患の鑑別ができる.
●神経伝導速度は,神経走行に沿った2点で刺激を行い,その間の距離を潜時差で割り算して求める.
●神経伝導検査でみるのは,神経伝導速度のほかに振幅,波形および異常の分布範囲であり,これらの所見を併せて末梢神経の脱髄性および軸索変性の疾患の鑑別ができる.
掲載誌情報