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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻8号

1999年08月発行

文献概要

今月の主題 ニューロパチーとミオパチー 検査で何がわかるか

自律神経検査でわかること

著者: 田村直俊1

所属機関: 1埼玉医科大学神経内科

ページ範囲:P.1292 - P.1293

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●早期の軸索変性型ニューロパチーでは,心・血管系自律神経機能や血漿ノルアドレナリン(NA)は正常であるが,発汗試験で四肢遠位部に手袋・靴下型の無汗領域を認める.
●①発汗試験における四肢・体幹のpatchyな無汗領域,②血漿NA低値を伴わない起立性低血圧は,脱髄性ニューロパチーを示唆する所見である.
●全身性の交感神経機能亢進を伴う特殊なニューロパチーとして,Guillain-Barré症候群などがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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