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今月の主題 ニューロパチーとミオパチー 検査で何がわかるか
自律神経検査でわかること
著者: 田村直俊1
所属機関: 1埼玉医科大学神経内科
ページ範囲:P.1292 - P.1293
文献購入ページに移動●早期の軸索変性型ニューロパチーでは,心・血管系自律神経機能や血漿ノルアドレナリン(NA)は正常であるが,発汗試験で四肢遠位部に手袋・靴下型の無汗領域を認める.
●①発汗試験における四肢・体幹のpatchyな無汗領域,②血漿NA低値を伴わない起立性低血圧は,脱髄性ニューロパチーを示唆する所見である.
●全身性の交感神経機能亢進を伴う特殊なニューロパチーとして,Guillain-Barré症候群などがある.
●①発汗試験における四肢・体幹のpatchyな無汗領域,②血漿NA低値を伴わない起立性低血圧は,脱髄性ニューロパチーを示唆する所見である.
●全身性の交感神経機能亢進を伴う特殊なニューロパチーとして,Guillain-Barré症候群などがある.
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