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今月の主題 ニューロパチーとミオパチー 診断のポイントと治療 ミオパチー
炎症性ミオパチー—多発筋炎・皮膚筋炎
著者: 谷田部可奈1
所属機関: 1国立療養所東埼玉病院神経内科
ページ範囲:P.1312 - P.1314
文献購入ページに移動●PM・DMは,亜急性の四肢近位筋の筋力低下が主症状だが,合併する肺および心臓の障害(特に間質性肺炎)が予後を決定する.
●PM・DMの発症機序には免疫異常が考えられている.
●PM・DMの治療は副腎皮質ステロイドが第一選択であるが,難治例には免疫抑制薬,γグロブリンを用いることもある.
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