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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻8号

1999年08月発行

文献概要

今月の主題 ニューロパチーとミオパチー 診断のポイントと治療 ミオパチー

周期性四肢麻痺

著者: 栗原照幸1

所属機関: 1東邦大学医学部第4内科

ページ範囲:P.1318 - P.1319

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●周期性四肢麻痺(periodic paralysis)は遺伝性のものと症候性のものがあり,単一の疾患ではない.
●発作性に四肢の麻痺を反復して起こす疾患であるが,発作時に血清Kが高いもの,正常値のもの,低値のものがあり,それぞれ高K血性,正K血性,低K血性周期性四肢麻痺と呼んでいる.
●本邦では,若い男性患者で甲状腺機能亢進症に伴って起こる低K血性の周期性四肢麻痺が多い.発作時は,両下肢が張ったような感じがして,脱力が両下肢から次第に上がってきて,両上肢にも麻痺が及ぶ.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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