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今月の主題 ニューロパチーとミオパチー 診断のポイントと治療 ニューロパチー
運動ニューロン疾患と神経原性筋萎縮症
著者: 澤田幹雄1 中野今治1
所属機関: 1自治医科大学神経内科
ページ範囲:P.1329 - P.1331
文献購入ページに移動●筋萎縮性側索硬化症は病因が未解明であり,発症から死亡までの平均経過は3〜4年である.ほかに,伴性劣性遺伝を呈する球脊髄性筋萎縮症や,常染色体劣性遺伝形式をとる脊髄性筋萎縮症がある.いずれも根本的には治療手段がないため,その他の治療可能な疾患を鑑別することが大切である.
●筋萎縮性側索硬化症に延命効果があることが示されたリルゾールが,本邦でも1999年春より使用可能となった.
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