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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻8号

1999年08月発行

文献概要

今月の主題 ニューロパチーとミオパチー 診断のポイントと治療 ニューロパチー

運動ニューロン疾患と神経原性筋萎縮症

著者: 澤田幹雄1 中野今治1

所属機関: 1自治医科大学神経内科

ページ範囲:P.1329 - P.1331

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●運動ニューロン疾患とは,上位運動ニューロンと下位運動ニューロンの両者あるいは一方が,選択的かつ進行性に侵される疾患である.
●筋萎縮性側索硬化症は病因が未解明であり,発症から死亡までの平均経過は3〜4年である.ほかに,伴性劣性遺伝を呈する球脊髄性筋萎縮症や,常染色体劣性遺伝形式をとる脊髄性筋萎縮症がある.いずれも根本的には治療手段がないため,その他の治療可能な疾患を鑑別することが大切である.
●筋萎縮性側索硬化症に延命効果があることが示されたリルゾールが,本邦でも1999年春より使用可能となった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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