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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻8号

1999年08月発行

文献概要

今月の主題 ニューロパチーとミオパチー 診断のポイントと治療 ニューロパチー

糖尿病に伴うニューロパチー

著者: 溝井令一1 高木誠1

所属機関: 1東京都済生会中央病院神経内科

ページ範囲:P.1333 - P.1335

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●末梢神経障害は糖尿病の重要な合併症の一つであり,血糖コントロールの不良な者ほど高率に合併する.
●糖尿病性末梢神経障害の最も代表的な型は,感覚性多発ニューロパチーである.
●感覚性多発ニューロパチーの進行例では,自律神経障害を伴うことが多く,生命予後を不良にする.
●糖尿病性眼筋麻痺(動眼神経麻痺)では,瞳孔は障害されないことが多い.
●糖尿病性末梢神経障害の治療の基本は,長期間,血糖コントロールを良好に保つことである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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