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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻8号

1999年08月発行

文献概要

今月の主題 ニューロパチーとミオパチー 診断のポイントと治療 ニューロパチー

血管炎性ニューロパチー

著者: 竹内恵1

所属機関: 1東京女子医科大学脳神経センター神経内科

ページ範囲:P.1339 - P.1341

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●血管炎性ニューロパチーは全身性の血管炎症候群に伴うことが多いが,末梢神経限局性の血管炎(non-systemic vasculitic neuropathy)もある.
●末梢神経障害を伴う血管炎症候群は,中・小型動脈を傷害する結節性多発動脈炎やChurg-Strauss症候群,慢性関節リウマチなどが代表的疾患である.
●近年,抗好中球細胞質抗体,特にP-ANCA陽性の顕微鏡的多発血管炎の存在が明らかにされ,血管炎性ニューロパチーを高頻度に伴うことが注目されている.
●血管炎性ニューロパチーの治療はステロイド薬が中心となるが,症例によっては免疫抑制薬の併用も必要となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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