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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻8号

1999年08月発行

今月の主題 ニューロパチーとミオパチー

診断のポイントと治療 ニューロパチー

中毒性ニューロパチー

著者: 清水潤1

所属機関: 1東京大学医学部神経内科

ページ範囲:P.1343 - P.1346

文献概要

●中毒性ニューロパチーの診断のためには,まず疑うことが大事である.
●原因の同定のためには接触歴の聴取が重要であり,薬物摂取歴,職業内容,習慣や生活環境も含め病歴をとる.
●原因物質を早期に同定し,離脱することが中毒性ニューロパチーの治療として重要である.
●Thiamineをはじめとした多因子の栄養素の欠乏が,アルコール性ニューロパチーの発症機序を説明すると考えられている.
●禁酒,ビタミンB群の投与,バランスのとれた食事が,アルコール性ニューロパチーの治療として重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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