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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻8号

1999年08月発行

今月の主題 ニューロパチーとミオパチー

診断のポイントと治療 ニューロパチー

Guillain-Barré症候群と慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチー

著者: 小鷹昌明1 結城伸泰1

所属機関: 1獨協医科大学神経内科

ページ範囲:P.1348 - P.1350

文献概要

●Guillain-Barré症候群(GBS)と慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチー(CIDP)は,共通して四肢の筋力低下と腱反射消失をみるが,発症様式が異なる.CIDPは,発症から8週以上かけて進行して極期に達する.
●現行の保険診療上,GBSもCIDPも単純血漿交換が第一選択である.GBSでは副腎皮質ステロイドを使用してはいけない.CIDPでは単純血漿交換の効果を確認したうえで,副腎皮質ステロイドを投与し始める.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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