文献詳細
文献概要
今月の主題 下痢と便秘 下痢の診断的アプローチ
腹部単純X線・超音波・CTから何がわかるか
著者: 水野富一1
所属機関: 1大船中央病院画像診断部
ページ範囲:P.1435 - P.1439
文献購入ページに移動●下痢の患者では,腹部単純写真での鏡面像は生理的な所見であり,イレウスと診断すべきではない.
●腹部単純写真でのthumb printing signは大腸壁の肥厚を意味し,虚血性大腸炎以外でも認められる所見である.
●突然の腹痛と下痢症状を主訴に来院した場合は血管障害を念頭に置く.
●腸管壁の直接評価には超音波検査がよい.
●腹部単純写真でのthumb printing signは大腸壁の肥厚を意味し,虚血性大腸炎以外でも認められる所見である.
●突然の腹痛と下痢症状を主訴に来院した場合は血管障害を念頭に置く.
●腸管壁の直接評価には超音波検査がよい.
掲載誌情報