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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻9号

1999年09月発行

文献概要

今月の主題 下痢と便秘 下痢の特殊病態—病態,診断から治療まで

病原性大腸菌感染症

著者: 堀木紀行1

所属機関: 1聖路加国際病院内科

ページ範囲:P.1473 - P.1475

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●病原性大腸菌は,①毒素原性大腸菌,②病原血清型大腸菌,③組織侵入性大腸菌,④腸管付着性大腸菌,⑤腸管出血性大腸菌またはVero毒素産生性大腸菌の5つに分類される.
●診断は便培養により分離培養した大腸菌のH抗原とO抗原を用いた血清型による.
●腸管出血性大腸菌(大半がO157:H7)では,Vero毒素により出血性大腸炎や続発する溶血性尿毒症症候群,脳症が起こる.
●病原性大腸菌症の治療は抗生剤の投与と輸液が主である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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