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文献詳細

雑誌文献

medicina36巻9号

1999年09月発行

文献概要

今月の主題 下痢と便秘 便秘の診断的アプローチ

便秘の診断ストラテジー—誰に,いつ,どのような検査をすべきか

著者: 星加和徳1 飯田三雄1

所属機関: 1川崎医科大学内科

ページ範囲:P.1480 - P.1484

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●排便状況の変化は器質性病変の存在を推定させる重要な病歴であり,患者自身の通常の排便状況がいつ,どのように変化したかを聴取することが重要である.
●便秘の検査では器質性病変を除外することが最も重要で,特に,便に血液混入を認めた場合はそれだけで大腸癌の存在を疑い,大腸内視鏡検査の対象となる.
●器質性便秘を否定できた場合は機能性便秘として取り扱うが,症候性便秘や薬剤性便秘があることも忘れてはならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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