文献詳細
文献概要
今月の主題 下痢と便秘 便秘の診断的アプローチ
大腸内視鏡検査・造影X線から何がわかるか
著者: 神長憲宏1
所属機関: 1昭和大学藤が丘病院消化器内科
ページ範囲:P.1489 - P.1491
文献購入ページに移動●便秘において,大腸内視鏡検査や注腸造影検査は器質的疾患の有無を知るために必要である.
●便秘の原因で最も多いのは弛緩性便秘であるが,大腸癌などの器質的疾患を疑って,大腸内視鏡や注腸造影を行う必要がある.
●便秘を主訴とする患者には,腹痛,腹部膨満感,下痢を主訴とする患者よりも腫瘍性疾患(大腸癌とポリープ)の発見頻度が高い.
●便秘の原因で最も多いのは弛緩性便秘であるが,大腸癌などの器質的疾患を疑って,大腸内視鏡や注腸造影を行う必要がある.
●便秘を主訴とする患者には,腹痛,腹部膨満感,下痢を主訴とする患者よりも腫瘍性疾患(大腸癌とポリープ)の発見頻度が高い.
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