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文献概要
今月の主題 下痢と便秘 便秘の特殊病態—病態,診断から治療まで
直腸粘膜脱症候群・宿便性潰瘍
著者: 小林文徳1 板倉勝1 松崎松平2
所属機関: 1東海大学東京病院消化器肝臓病センター内科 2東海大学医学部消化器内科1
ページ範囲:P.1514 - P.1516
文献購入ページに移動●宿便潰瘍は,高齢者で脳血管障害や手術後など,長期臥床を強いられる状態で発症する可能性が高く,食事療法や緩下剤などで便通をコントロールする.
●MPSも宿便潰瘍も内科治療が原則で,宿便潰瘍からの出血に対しては,ヒートプローブによる内視鏡的な止血治療が有効である.
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